NURO光は他社回線よりも速い下り最大速度2Gbspな上に月額料金も安いということで、フレッツ光などから乗り換える人が増えてきています。

しかし、表があれば裏があると言うように、NURO光にもやはりデメリットは存在します。NURO光を申し込む前に、悪い面についても必ず知っておきましょう。

ということで今回は、NURO光の5つのデメリットについて解説していきます!

 

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NURO光は対応エリアがフレッツ光より狭い

インターネット回線と言えばフレッツ光が一番有名ですが、フレッツ光のエリアは全国に対応していてカバー率は90%以上のため、申し込みができないという可能性は非常に低いです。

そのほか、携帯キャリアやプロバイダーが提供している光回線も光コラボレーションによってフレッツ光回線を使用しているため、加入をしたいと思った時に提供エリアの面で困ることは基本的にありません。

ところがNURO光の場合は独自回線を使用しているためまだ提供エリアが狭く、現状で対応しているのは関東・関西・東海に限られます。

しかし、提供エリアが狭いのは悪いことばかりではなく、NURO光が使える人にとっては回線混雑とは無縁で快適に使えるというメリットにもなります。

フレッツ光回線は光コラボの影響もあり、回線が混雑して速度がかなり遅くなっている状態なので、NURO光の方がフレッツ光回線よりも10倍以上の速度が出る場合もあります。

また、他社回線はマンションやアパートなどの集合住宅の場合には、戸建てタイプと違って棟内で共同利用のために速度が遅くなったり、そもそもマンションタイプは大元の速度が1Gbpsではなく100Mbpsということがほとんどです。

しかし、NURO光の場合は7階以下の集合住宅であれば戸建てタイプと同じく個別に光ファイバーを引き込むことができるので、他社回線とは比較ににならないほど快適なスピードが出ます。

対象外のエリアの場合は他社回線を選ぶ他ないですが、もしあなたの住んでいるところが対応エリア内であれば間違いなくNURO光はオススメです。

対応エリア内かどうかを確認する方法

住所で対応エリアかどうかを確認することができます。

こちらにアクセスして、少し下にスクロールしたところにある「新規お申込み・エリア確認」をクリック。

エリア検索の画面に遷移しますので、郵便番号を入力して住所を選択します。

住戸タイプと建物を選択し、「提供状況を確認する」をクリック。集合住宅の場合は部屋番号まで入力して下さい。

すぐに申し込みが可能なエリアかどうかが表示されます。

住戸タイプに関してですが、戸建てタイプと集合住宅タイプでプランと料金が異なり、集合住宅でも建物の階数によって申し込みできるプランが変わってきます。

プランの切り分け方やそれぞれの料金に関しては、以下の記事を参考にして下さい。

NURO光はプロバイダがSO-netのみ

フレッツ光やその他回線の場合は複数あるプロバイダーの中からお好みのものを選ぶことができますが、NURO光の場合は提供元であるSo-netのみとなります。

とは言え、「どうしてもこのプロバイダーでないと困る!」というほどこだわりを持っている人は稀です。また、So-netはプロバイダーとしても老舗ですし、SONYブランドという安心感もあります。

さらに他社回線の場合はプロバイダー料金を別途取られることがありますが、NURO光の場合はプロバイダー料金がかからないためむしろお得です。

NURO光は開通工事が2回必要なため時間がかかる可能性がある

NURO光は独自回線のため基本的に回線の開通工事は必須ですが、開通までに宅内と屋外の2回工事が必要なため、他社回線に比べて申し込みから工事完了までに日数がかかる可能性があります。

公式ホームページにも、開通までには約1~2ヶ月かかると記載されています。

開通までにどれくらいかかるかは地域、物件、時期などによってまちまちで、1ヶ月もかからない人もいれば本当に2ヶ月かかる人もいます。「開通までは2ヶ月かかるんだ、1ヶ月で済んだらラッキー」くらいに考えておいた方が無難です。

工事完了までに期間が必要ということを知らないと、乗り換え元の回線を早く解約し過ぎてインターネットが使えないなどのトラブルが発生していましますが、予め知っていればNURO光を先に申し込んで開通ギリギリまで元の回線を利用するということもできます。

NURO光を申し込む場合は余裕を持って行動するようにしましょう。これさえ乗り越えれば他の光回線より圧倒的な速度でネットができるようになりますから、最初だけ我慢です・・・

NURO光は2年契約の自動更新

NURO光は2年契約の自動更新になっており、更新月以外での解約だと違約金が9,500円発生します。

しかし、インターネット回線はフレッツ光も含めてどれも2年、もしくは3年契約の自動更新が基本であり、違約金が1万円程度というのも標準的です。

固定回線の平均利用年数は5年と言われており、一度契約したら長く使うケースがほとんどなため、こちらがネックになることは少ないでしょう。

もしどうしても2年以内に解約をしたい場合は、乗り換え先でキャッシュバックが貰えるところや違約金負担をしてくれるところを選べば問題ありません。

最新機種ではないONUが届く可能性がある

ONUというのはいわゆるモデムのようなものです。このネット接続に必要な機器はNURO光から無料レンタルという形なのですが、最新機種でないONUが届くケースがあるようです。

古い機種の場合ですと無線LANの下り最大速度が450Mbps、最新機種の場合だと1300Mbpsということでかなりの性能差があります。

実際に回線を繋いでいる機器の性能が低いと、NURO光の下り最大速度2Gbpsというメリットを最大限に活かすことができないため注意が必要です。

ただ、ONUは無料で新しいものに交換してもらうことができるため、もし古いタイプが届いた場合はサポートセンターに連絡しましょう。

まとめ

・対応エリアがフレッツ光より狭い
・プロバイダーがSo-netのみ
・開通工事に時間がかかる可能性がある
・2年契約の自動更新
・最新でないONUが届く可能性がある

 

NURO光のデメリットをまとめると上記の通りですが、エリア未対応なら他の回線に申し込めばいいだけの話ですし、開通工事も予め時間がかかることを知っていれば対策が可能です。

その他のデメリットはそれほど問題になる部分ではないですし、NURO光にはそれらを上回るメリットがあります。

NURO光のメリットは以下の記事にまとめていますので、ぜひとも検討材料にして下さいね!